顔・頬のたるみの原因は、大きく分けて【コラーゲンの衰え・減少】【筋力の低下】【むくみと脂肪の増加】の3つがあげられます。

年齢を重ねるとコラーゲン繊維は、弾力が失われてしまいます。 筋力の低下による影響も大きく、重力で頬が下がりやすくなり、血液やリンパの流れが滞ってしまうのも要因です。

また、日々の生活習慣の中に

1.肩が凝っている

2代謝が低い

3.塩分・糖分の摂りすぎ

4.水分をあまり飲まない

5.お風呂はシャワーが多い

顔がむくむことによりどんどん重力でたるみを引き起こしてしまいます

・たるみやすい場所と顔の特徴

目元

まぶたや目の下など、加齢によりコラーゲンやヒアルロン酸が減少したり筋肉が緩むことでたるみが起きやすい

頬

コラーゲン減少や表情筋委の衰え頬のたるみによりほうれい線や口元にもたるみが出来てしまいます

フェイスライン

加齢と表情筋の衰え

特に顎周りは筋肉が衰えると二重あごになりやすく一度たるむと戻すのが大変な部位で首元は年齢が出やすすくたるむと老けて印象に見える

たるみやすい顔の特徴

・丸顔

丸顔の人は頬に脂肪がつきやすくために、加齢とともに頬が垂れ下がったブルドック顔になる可能性があります。ほうれい線が濃くなったり、二重あごになったりする傾向も強いといわれます。

・逆三角顔

逆三角顔の人はエラにある咬筋があんまり発達していないために、筋肉の支えが少なく、たるみやすい傾向があります。また、顎が細いせいでほんの少したるむだけで目立ちやすく、老けても見られやすいという特徴があります。

・面長

顔が縦に長い面長の人も、逆三角顔と同じようにエラが張っていない分、たるみやすくなります。

また、肌がたるむと顔が縦にさらに長く見えるために、たるみが目立ちやすい特徴です。

コラーゲンの衰え・減少

お肌の弾力やハリを支えているのは、真皮層にあるコラーゲンです。紫外線や乾燥、加齢によってコラーゲンを産生する力が衰えたり、量が減ったり、質が劣化したりすると、表皮を支えきれず「たるみ」になります。若いコラーゲン繊維は、互いに橋をかけるように結びついて弾力を作っています。しかし、年齢を重ねたコラーゲン繊維は、互いをつなぐ橋の量が増え、しなやかさが欠如。結果、硬くこわばり、弾力が失われてしまうのです。肌の乾燥と紫外線で乾燥すると、適切な肌の水分量が保持できずに肌の表面のハリ・弾力が失われていきます。また、紫外線が肌の奥にまで届くと肌のハリ・弾力に必要なコラーゲンやエラスチンを破壊してしまいます。

筋力の低下

加齢などによって身体の筋肉が衰えてしまうように、顔の表情筋も使わないままだと徐々に衰えてしまい、肌を十分に支えられなくなりたるみ生む原因となってしまいます。顔の表情筋は真皮層の奥でつながっており、実に40種類以上もあると言われています。しかし、たくさんある表情筋のうち使われているのは30％程度。残りの70％は日常的に動かしていないと言われています。現在はマスク生活により一層と表情が動かす機会が少なくなってしまい
意識して動かさなくてはすぐに衰えてしま原因の一つにもなっています。

・むくみと脂肪の増加

たるみは、むくみや脂肪の増加によってもおこります。たとえば、血流やリンパの流れが滞ってしまうとむくみが生じますが、むくみは真皮層の組織の機能低下を招くため、たるみを助長させる原因となってしまうのです。また、たるみは脂肪の多いところから始まると言われています。表皮や真皮のさらに下のほうには脂肪層があるのですが、上の層が衰えると脂肪層を押さえられず、それがたるみとなって表れます。
たとえば、急激に太ると顔の皮下脂肪が増えるので皮膚や筋肉を支える力が低下し、たるみの発生につながるのです。肌のコラーゲンやエラスチンなどの成分が減少・変化すると、肌のハリが保てなくなります。その結果、重力に負けてたるみ、顔全体の皮膚がゆるむと、目元や口元などにシワなども出来てしまいます。